和歌山市内の在宅療養支援診療所

お知らせ
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息抜き

ある日、、、知りあいの方から

「はい、これは宮田さんに」と、手渡されたのは『シャボン玉のセット』

突然のことにちょっと戸惑いながら、「シャボン玉セット??? ありがとう」と。             

    

子供の頃には、シャボン玉を飛ばして遊んだのだと思いますが

そんな記憶は はるか遠く、、、思い出せない(笑)。

ある日、ベランダから『シャボン玉』を飛ばしてみました。

これが案外、やみつきに。。。

風向きを考えてシャボン玉を膨らまして

空に飛んでいくシャボン玉を目で追いかけていると、、、他のことは何も考えていません。

      

仕事モードからの切り替えが、なかなかできない私には

『シャボン玉』を飛ばすことは、ちょっとした『息抜き』となりました。

わずかな時間ですが、リラックス効果につながることを感じます。

      

訪問診療で伺っていると、介護して下さる方の体調や疲労の程度も気になります。

24時間続く介護。。。

交代できたり、サポートして下さる方がいればいいのですが

そうはいかないこともあります。

介護者の『息抜き』、、、それも大切なことだと日々思います。

   

ある日のこと

 娘さん  「先生、いつも行っているネイルサロンへ行ってきていいかな?

      お母さんがこんな時なのに、、、大丈夫かな?」

 先生   「大丈夫。わかってくれるよ。 きっと、(帰って来るまで)待っててくれるよ」

 娘さん  「そのサロンも、お母さんに紹介してもらったんよね」

 私    「お母さんもネイルして、いつもきれいにしてるもんね」

 先生   「ずっとお世話してくれているから、今日は気分転換しておいでって

      言ってくれると思うよ」

    

患者さんの病状が厳しい中で、『息抜き』と言われても

なかなか難しいとは思います。

「交代してくれても、気になって仕方ないから。。。大丈夫よ」と言われるご家族も

いらっしゃいます。

   

「買い物に出たついでに、少しドライブ🚗。車の中で好きな音楽🎶ガンガンにかけてるの」と

『ひとりの時間』を過ごす娘さん。

「(妻が)眠っている間に、こっちで、ゴルフ⛳のパットの練習したりもしてるよ」と

部屋を見せてくれたご主人。

「お父さん寝てる間に、気分転換に編み物してるんよ~。編み物は得意で肩も凝らんのよ~」と話す奥さん。

「訪問看護師さん来てくれてる間に、いつも行っていたジムに行ってきたの。さっとお風呂だけ入ってね、、、

すっきりしたわぁ」と笑顔をとりもどした奥さん。

                                         etc.

    

方法はなんでもいいのです。

張りつめた緊張を、すこしだけでも解きほぐす『息抜き』の時間。

そんな時間も大切にしながら、ご自宅で一緒に過ごしてもらえればと思います。