和歌山市内の在宅療養支援診療所

お知らせ
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新鮮な響き…フルネームでの呼称

肺炎を起こして病院に入院していた患者さんが、帰宅されました。

やはり、せん妄(意識が混乱した状態)を起こしていました。

 

退院当日に伺うと、「なんか。ちょっと変なんや・・・」と言われました。

「私が誰かわかる?」と聞くと、

すぐに「みやたゆうみさん‼」と大きな声で返ってきました。

「大丈夫!病院ではしんどかったので混乱してるけど、少しずつ元に戻るから心配せんといてね」

と伝えました。

「病院はえらかったんや!看護師と戦ってん・・・」と話してくれました。

(病院の看護師さんの大変さも理解できます。お世話になりました。m(_ _)m)

 

この時、名前をフルネームで言われるとは思ってもなかったので、びっくり!

同時に、宮田個人を認めて頂いている気がしてうれしく思いました。

(仕事をしていても、フルネームで呼ばれることはあまりないので、とても新鮮でした。)

 

そして思い出したことがあります。

呼吸器内科・呼吸器外科の病棟で働いていた20代の頃、

「いつか、看護師も患者さんに選ばれる時代が来る」と思っていました。

どの看護師でもいいのでなく、

『宮田さんじゃないと…』と言ってもらえるようになりたいと思いながら看護をしていました。

 

今は、

訪問診療を行っているクリニックならどこでもいいのではなく、

『ホームケアクリニック 城北の杜』を患者さんやご家族に選んで頂けるように、

そして選んでよかったと思って頂けるようになりたいと思っています。

連携して下さる病院や関連職種の方々にも

「城北の杜なら安心」と言っていただけるよう・・・3人で頑張っています。

 

 

ありがたいことに、最近は少しずつ

訪問看護師さんやケアマネージャーさんから、ご紹介頂けるようになりました。

今後ともよろしくお願いいたします。